【会計士には英語は必要?】監査法人就職前、就職後に分けて解説します!
こんにちは、84です。
私は3年近くのニート期間を経て、公認会計士試験を受け、監査法人で働いています。
ニート期間に旅行の魅力に気づき、「一人で自由に海外を飛び回れたらどれだけいいだろうか」と思い英語の勉強を始めました。
今回の記事では
・【就職前】監査法人は英語ができないと就職できないの?
・【就職後】監査法人で公認会計士として働くには英語は絶対に必要なの?
という2つの時点に分けてお話したいと思います!
監査法人は英語ができないと就職できない?
結論:そんなことはないです。TOEICの点数なくても就職できます(実際私もできました)
まず、試験が終わるまでは試験勉強に専念してください。
論文式試験が終わった後、監査法人に2か月ほど自由に使える時間があると思いますが、その間に英語の勉強をした方がいいのか、と受験生の方にご質問をいただくことがあります。
それよりも「時間がないときにしかできないことを存分に楽しんでほしい」というご回答をしています。理由は、監査法人がいくら閑散期に遊休が取りやすいとは言っても、さすがに2か月ぶっ続けの休みを取ることは難しいからです。
おすすめは海外旅行です(※ただし、2020年11月現在もCOVID-19が世界的に猛威を振るっており、終息を待ってからの渡航をお願いいたします)。ヨーロッパはおすすめです。私はピザが好きなのでイタリアに行きましたが、同僚からスペインやドイツもおすすめされたので、そこも併せてその期間に行っておけばよかったなあと後悔しました(お金はかかりますが・・・)。 国内も北海道、九州、沖縄と、存分に楽しみました。 (クレジットカードの作成を検討している方は「【会計士は注意が必要?】海外旅行でも安心なクレジットカード3選」)
それでももし英語の勉強をしたいという方にお勧めなアプリはスタディサプリです。講師の授業が分かりやすく、文法に不安がある人、英語を基礎から学びなおしたい人にはお勧めです。また、パーソナルコーチプランであれば、学習の進め方のアドバイスがもらえるので、英語の勉強どう進めていけばいいかわからない方にはパーソナルコーチプランがおすすめです。
(英語ができなくて就職が不利になることはないと思いますが、すごく英語が得意であれば、「お、すごいな」とはなると思います)
【↓基礎を固めたい、自分のペースで進めたい人】
【↓勉強の進め方がわからない、サポートを受けながら勉強を進めたい人】
ただし、監査法人の多くは英語の学習をサポートしてくれる制度があり、オンライン英会話や上記でおすすめしたスタディサプリが無料で受けられる場合もあるので、私は入社してから勉強スタートするのをお勧めします。
公認会計士として働くには英語は必要なの?
結論:できなくても働くことはできますが、できた方がいいです。
国内のお客様が相手のお仕事なので、基本的には英語なしでも十分業務ができます。
ただし、困る(というか私がこまっている)のが、海外の構成単位の監査人にメールしなければならない時、その人からメールの質問が来た時です。あとは、お客様が英文の財務諸表を作成している場合の開示の確認業務の時です。
また、海外駐在を希望する場合はTOEICの点数が必要になりますので、TOEICに向けた勉強も必要です。
会社から補助を受けて英語の学習サービスが受けられる場合でも、おそらく一定期間に1つのサービスの利用しか補助が受けられないというような制限はあるかと思います。
オンライン英会話などは無料で体験を受けられるので、どの補助をうけるか決める前に試してみるのがいいかもしれません。また、TOEIC対策と、英会話を並行してやりたいという方は、片方を会社から補助を受けて、片方は実費で受けると、相乗効果で英語力がアップします(ただし、1年目は補習所も大変なので無理しない範囲でやりましょう)。
最後に
いかがでしたでしょうか。
就職前は、とにかく長期の自由時間を満喫してください。この期間に話のネタを作ることが後の雑談力につながり、お客様との関係構築に役立つ可能性があります。
また、公認会計士として働くには、必ずしも英語は必要ではありません。ただし、海外の子会社をたくさん抱えているお客様の担当になったり、海外駐在を希望する場合は、英語を積極的に勉強しましょう。大手の監査法人では昇進要件でにTOEICの点数を求める動きもあると聞くので、勉強して損はないでしょう(現状、各法人どうされているかは定かでないので、気になる法人は説明会等で担当の方に聞いてみてください)。
皆さんも私と一緒に英語の勉強頑張りましょう!