【監査法人就活】本当に楽勝?気を付けることは?

f:id:p11j5:20210606163534j:plain


こんにちは、84です!

皆さん試験お疲れさまでした!!

今日は監査法人の就活についてお話ししたいと思います。

過去にリクルート業務に関与していた経験から、最低限注意した方がいいと考えることをお話しできたらなと思います。

実際楽なの?監査法人の就活

監査法人への就職活動は、一般事業会社の就職活動に比べると楽だと感じました(少なくとも、前職の会社に入社するときの就職活動の方が大変でした)。

その一方で、必ずしも第一志望の法人に入れるわけではないです。

採用人数としては例年と同等になることが見込まれますが、最低限の対策は必要です。

①「服装自由」試験後の説明会、相談会ではスーツが無難

疑問:

説明会、相談会のチラシに「服装自由」と書いてあったけれど、スーツじゃなくてもいいの?

スーツだと逆に浮くのかな・・・。

回答:

論文式試験の説明会、相談会は、正直、スーツで行くのが無難です。

「服装自由」=「自由の中で適切な服装を選択できるかを見られている」くらいに思っておきましょう。

 

ただし、論文式試験よりもに行われるオフィスツアー、説明会等は、まだ「受験生は(就活生ではなく)お客さん」という認識なので、スーツじゃなくてもかまいません(私服の人が多数派です!)。

②必ず質問を用意していくこと

疑問:

今までの説明会は監査法人の人がメインでしゃべってくれていたな。

こちらか特に質問する必要はないかな。」

回答:

質問は必ず用意していきましょう。

監査法人は合格までは内定を出さないところも多いですが、どの法人からも論文式試験後は就活生として見られます

なにも質問をしてこないと、「積極性にかける」「うちの法人には興味がない」というような評価につながりかねないので質問は用意していきましょう。

 

ちなみに、私が就活の時にした質問を例で挙げます。一部を除いて月並みなことしか聞いていません。

  • この法人の魅力は何ですか
  • この法人が他の法人に負けていると思うところは何かありますか、他の法人の見習いたいなと思うところは何ですか(これは嫌な就活生と思われるかも笑)
  • 海外に興味があるのですが、一番早くていつ行くことができますか
  • 海外に興味がありますが、英語できなくて大丈夫ですか
  • 今まで仕事でうれしかったこと、楽しかったことは何ですか

などなど。

自分の興味がある分野を中心に、素直に聞きたいことを聞くといいです。ただ、お金の話や休みの話ばかりするのはよくないです(はじめは仕事のことを聞いて、ある程度打ち解けたら混ぜるのがいいでしょう。リクルーター側から「なんでも聞いて!お給料の話でも!」みたいな言葉が出ることもあるので、それを待ってから聞くと聞きやすいです)。

ただし、学生非常勤の方は話が変わってきます。先輩はどのように両立していたか、週●日は休むことになるが大丈夫か、そもそも1年就職を遅らせるべきかなどの話は積極的にしておくといいでしょう。

③最低限の敬語は身につけて臨む

疑問:

今まで働いたこともないし、就活も初めて。敬語やマナーが不安。。。

回答:

正直、監査法人内で働いているの中でも、あまり敬語が上手ではない人は多いです。

新卒、在学中の就活の際には完璧な敬語を使いこなせる必要はありませんが、最低限の敬語は使いましょう(釈迦に説法かもしれませんが、前職ある人はある程度しっかりした敬語で話しましょう)。

また、挨拶、時間厳守などの最低限のマナーは守りましょう。

例えば、以下の内容くらいは押さえておいてもいいでしょう。

  • 最低限、ですます調で話しましょう
  • 「〇〇っすねー」は敬語じゃありません(せめて入社して先輩と仲良くなってから)
  • 監査法人の方の呼び方は、実際呼ぶときは「〇〇さん」、メールなら「〇〇様」
  • 個別面談やフリートークの際の挨拶はしっかり言う(始まるときの「よろしくお願いします」終わった後の「ありがとうございました」)
  • 時間に遅れない、遅れそうな場合は電話等で一報入れる、遅れたことを謝罪する
  • ほかの人の話を遮らない

マナー、敬語は監査法人入ってからしっかり勉強してください(切実)。

③メモを取りましょう

疑問:

そんな長い説明会でもないし、メモ要らないよね。

覚えていられるでしょ。

回答:

メモを取っていないと、本当に話聞く気あるのかと思われる可能性があります(これは入社してからも同じことを言われます)。

日付、聞いた人の名前、聞いた内容」をメモしておくと次質問するときに同じことを聞いてしまうことを避けられます。

ボールペンとメモ帳を必ず持っていきましょう。

④若い年次の方にも敬意をもって接しましょう

疑問:

若手のスタッフのかたは採用にはかかわってないって聞くけれど。

回答:

確かに、採用の決定をするのはもっと上の人かもしれません。

ただし、若手のスタッフが受験生の印象を上の方に共有している可能性はあるでしょう。

若手だからと言って、雑な接し方をするのはNGです。

⑤あとは会話を楽しみましょう!

疑問:

緊張するなあ・・・

あんまり雑談しすぎるすとマイナスイメージになるかな

回答:

緊張する気持ちはわかりますが、そんなに緊張する必要はありません!

リクルーター側も皆さんと話すのを楽しみにしています。

この子と働きたい」と思ってもらうのが重要なので、最低限のマナーは守りつつ、おしゃべりを楽しんでください!

 

最後に

監査法人の就活は一般会社の就活と比べたら楽かもしれませんが、必ずしも行きたいところに行けるとは限りません。

上記の5つが完璧にできていたとしても、内定が出ないケースもあります。

監査法人側は「この子がやりたいことは、うちではできないかもしれない」と思えば、お互いのことを考えて内定を出さない可能性があります。第一志望が通らなくても自信を無くす必要はありません。

「A法人は全然入る気なかったけど、説明会行ったらとてもいいところだった」という事例もあるので、視野を広く持って就職活動をしてください。

試験直後にすぐ就活で大変ですが、これが終われば遊びまわれます。

頑張りましょう!

【関連リンク】

【会計士には英語は必要?】監査法人就職前、就職後に分けて解説します! - 84会計事務所 (hatenablog.com)

【会計士は注意が必要?】海外旅行でも安心!おすすめクレジットカード3選 - 84会計事務所 (hatenablog.com)

 

【まとめ記事】

【まとめ】84会計事務所ー記事一覧 - 84会計事務所 (hatenablog.com)