【後悔してる!?】公認会計士を目指すことのデメリット
取得までにかなりの労力がかかる
公認会計士論文式試験合格までに必要な勉強時間は、いわゆる一発合格者でも3500時間以上といわれています。
実際私は2017年2月~2018年8月までの1年7か月の間、毎日10時間以上勉強していました。
私はかなり容量は悪いので、もっと少ない子もいたと思いますが、最低でも2年間毎日5時間以上の勉強を続けなければいけないのです。
そのため、
- 遊びに行けない
- 受験に専念する場合は離職しなければならない(私もニート受験生でした)
- 上記の理由からお金ばかりが減る
- 何なら遊び断りすぎて誘ってくれる友達も減る
散々です。
それでも頑張り続けなければ合格は手に入らないのです。
- 勉強のために十分な時間が確保できますか?
- 結果が出なくてもやる気が出なくても、毎日長時間勉強が続けられますか?
人によっては離職しなければならず、職歴にブランクができる
上での記載しましたが、社会人になってから会計士試験合格を目指される場合に、仕事を辞め、受験に専念することを選択される方も多いです。
実際に私もそうでした。
- そこでちゃんと受かればよいですが、何年も受かることができず、職歴のブランクばかりが広がっていくというリスクがある
- 受験勉強中、結果が思わしくない度に、このまま受からなかったら再就職できずに一生ニートなんじゃないかという思いになる
- 勉強期間中は「無職」になる
- 収入がなくなり、お金ばかりが減っていく
もちろん、学生受験の子よりも切羽詰まっているのと、勉強時間が確保できるので、嫌でもものすごく勉強しなければという気持ちになれます。
その一方で、あらゆる可能性を考えてしまい、気持ち的につらいのは確かです。
- つらい気持ちをやる気に変えて勉強できますか?
- いつまでに受かりますか?その時までに受からなかったらどうしますか?
- 受からなかったら前の会社よりも待遇が悪い会社にしか再就職できない、というリスクを許容できますか?
監査法人は思ったよりお給料は高くない
高給取りのイメージがあるかもしれませんが、思ったより監査法人のお給料は高くないです。笑
就職した初めのうちはほかの会社よりもお給料が高いですが、ある時点で銀行勤務や一般事業会社勤務の方に抜かされる瞬間がある、と補習所の講師が嘆いていました。
シニアマネージャーやパートナーまで行けば当然年収1,000万円を超え、上位層になれば5,000万円を超えるとも聞きますが、そこまで昇給するのにも厳しい選定があります。
確かに業務量に対するお給料は高いです。ですが、もっとゴリゴリ働いてでも高いお給料が欲しい!という人には物足りないかもしれません。
一生会計の勉強をし続けなければならない
受験勉強を終えて晴れて合格すると、補習所が始まります。3年後には修了考査もあります。
それだけではなく、基準は改定されますし、当然、受験勉強でカバーされていない範囲も仕事では必要になります。
受験勉強が終わった!万歳!では終われないのです。
会計の勉強が楽しかった人であればいいかもしれませんが、会計の勉強なんて苦痛だ・・・という人には少しつらいかもしれません。
- あなたは一生会計の勉強を続けられますか?
最後に
いかがでしたでしょうか。
決して公認会計士を目指すことを止めるものではありませんし、今私は会計士になってよかったと思っています。その一方で上記は事実でもあります。
自分の価値観や状況、取れるリスク等と照らして、許容できるのであれば、個人的には公認会計士の資格はおすすめできるものだと考えています。
会計士を目指しす方を、私は心から応援します!
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