【hanaso】英語初学者におすすめの英会話!他の違いは?

 

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こんにちは、84です。

今回はオンライン英会話の「hanaso」のレッスンをうけました!

私が普段受けているBizmatesよりも、初心者が気軽にレッスンを受けられると感じます。

英語初心者で英会話に興味のある方は、ぜひご覧ください!

「hanaso」とは?

 

hanasoはスタディサプリの授業でおなじみの関正生先生監修のオンライン英会話です。

独自の「hanasoメソッド(独自の反復学習システム)で、「話せる英語」をマスター」するというところを目標としています。

月額制ですが、受講したい回数によって金額が変わるので「毎日は難しいけれど、週末だけは」という方には一律の金額を設定しているオンライン英会話よりも安く受講することができます。

また、私が普段受講しているBizmates(詳細は「Bizmatesの感想は?英語頑張る会計士の体験レポート! - 84会計事務所 (hatenablog.com)」)のテキストはビジネス英会話に特化しているのに対し、hanasoは個人の希望に合わせて、「日常英会話」「旅行での英会話」「ビジネス英会話」「発音トレーニング」等のテキストから、その日のレッスンでどれを使用するか選択することができます。

海外駐在や海外対応等には興味はなくても、TOIECの点数を伸ばしたい、旅行等で困らないようにしたい、という方にもおすすめのレッスンです。

hanaso のレッスンの良かった点!

予習の負担が軽い!

私のような初心者は特に、予習に時間のかかるような教材だと「予習に1時間、レッスンに30分・・・遅くなってしまうから今日は予習で終わりかな・・・」という日も正直あります(実際Bizmatesの予習はひいひい言いながらやっています)。

hanasoの教材は「テキストの音読」「穴埋め+ロールプレイ」「日本語→英語の簡単な英作文」がベースです。話すことを1から考えなくてもいいので、予習は10-15分定程度で終えられます。

予習の負担が軽いとレッスンを予約するハードルも下がり、話す機会を多く確保できるという点でとてもいいなと感じています。

ど初心者から上級者まで!幅広いレベルに対応したコース設定

Bizmatesは教材がフル英語ですが、hanasoは日本語で意味が添えてあり、また関先生の解説が日本語で記載してあります。

とことん英語漬けになりたいんや!という人には向いていないかもしれませんが、「英会話が初めてなので、まずは慣れるところから」「意味の理解を深めるために日本語でのサポートが欲しい」という方にはお勧めです。

また、補助教材もあり、困ったときの一言はそこを見ればわかります。例えば、「答えがわからない」「ネットトラブル」等、場面を分けて使えるフレーズがまとめてあるので、授業中に何かトラブルがあっても何とか乗り切れるでしょう。

さらに、「話すために必要な基本的な英文法すら危うい!」という人のために、「初級者用基本英文法」というテキストの用もあります。どのくらい基本的なところからあるかというと「私は84です!」「これはジャガイモですか?」のレベルの文章からあります笑

以上のことから、初心者にかなり手厚いオンライン英会話です!

では「英会話になれたら別のオンライン英会話に変えなければいけないのか?」というとそうではありません。

他のオンライン英会話同様にフリートークのレッスンの選択も可能です。また、ウェブサイトのニュース記事を読みながら、英単語や表現を学んだり、記事を題材に講師と英会話を楽しむ「ウェブサイトレッスン」もあります。基礎は大丈夫!という方は、このようなレッスンを通じて、さらに実践的な英会話を学べます。

 

英文法に特化した教材もあるので、本当に英語の初心者にもとっつきやすいです。

英会話=アウトプットメインのイメージがありますが、基礎をインプットしながら、話すことによるアウトプットの練習もできるところがとてもいいですね!

 

ここがいまいち!悪かった点!

当日直前の予約が取りにくい

規則としては、「レッスンの5分前まで」予約が可能です。

しかしながら、Bizmatesに比べると、直前まで空いている講師の人数が少ないです。

わたしは予習を終えたら即予約してレッスンしたいので、その時にすぐ予約できる講師の選択肢が多い方がありがたいのですが、余裕をもって予約できる人であれば気にならないでしょう。

「自分の話をする」というよりは「教科書の文言を使う」ことがメイン

これは教材を使ったレッスンに限りますが、教科書のフレーズを「口になじませる」ということがメインの教材の作りになっています。

個人的には「新しいフレーズを覚えられるからいいな」と思うのですが、「教科書読んでいるだけじゃつまらない!」「もっと自分の話をできるようになりたい!」という人の目的には合わない内容です。

教材を使ったレッスンで文言を覚えて、フリートークでそのフレーズを使い自分のことを語る方法で、覚えたフレーズを自分のものにしていくというような工夫が必要です。

hanasoのまとめ!私ならどう使う?

以上より、hanasoは英語初学者にもおすすめのオンライン英会話です。

英語初学者にとっては自分の考えることを1から考えるのはかなり時間がかかり、予習に時間がとられるます。

なので、繁忙期等の時間のない時期はhanasoの英会話をメインで受講するのがいいなと考えいます。予習に時間がとられず、ペーパーでの勉強よりも英会話の方個人的には楽しくできるためです(繁忙期は正直仕事で手一杯なので、仕事以外のことにストレス感じたくありません笑)。また、受講回数価格帯が分かれているので、毎日受講できない時期は一律の月額制よりも安く気楽に受講が可能です。

以上、hanasoのレポートでした。

無料の体験レッスンがあるので、興味のある方は一度受講してみてください!


 

 

【eigox】英語頑張る会計士のオンライン英会話体験レポート!

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こんにちは!84です!

オンライン英会話「eigox」の体験レポートです。

 

eigoxの基本情報

皆さん、eigoxってご存知でしたか?

私はeigoxの存在を最近知りました。

(無料レッスンから試せるオンライン英会話を片っ端から探していた結果、ここに行きついた、という経緯です)

運営している会社は株式会社シンプソンという会社のようです。

①レッスンの内容

レッスンは①フリートーク②市販の教材を使用したレッスン③オンライン教材を使用したレッスンの3つの形式から選べます。

【①フリートーク

そのままフリートークです。雑談。住んでいる場所の話、趣味の話、仕事の話なんでも時間が許す限り自由に話せます。聞かれたことに対してその場で文章を組み立てる良い練習になります。

【②テキストを使用したレッスン】

(A)市販のテキスト

市販のテキストは何でもいいというわけではなく、『SIDE by SIDE』シリーズや、子供向けの『Let's GO』シリーズなどに限定されています。さらに、市販の教材使用したレッスンに対応する講師も限定されます。これらのテキストを使って勉強したい、もともとこのテキストをメインで使っている方には良いと思いますが、わざわざ買う必要も内のかなと思っています。

※対応のテキストは、レッスン予約画面から必ずご確認ください

(B)eigox オリジナルのテキスト

教材はeigoxのホームページからダウンロード可能で、日常英会話用ビジネス英会話用のものがそれぞれ100レッスン×3つのレベル(初級、初中級、中級)ずつあります。

日常英会話コース、ビジネス英会話コースのようにコース自体が分かれているわけではなく、自分がその日やりたい教材を選べるので「日常英会話を選んだが、やっぱりビジネスよりの会話を学びたい」という心変わりにも対応可能です。

オンライン教材はホームページから確認可能です→オンライン英会話【エイゴックス】

【③インターネットの教材を使用したレッスン】

インターネット上無料で提供されている、英会話用テキストや、ニュース、エッセイなどに沿ってレッスンすることが可能です。アメリカやイギリスの英字新聞のサイトなども含まれており、生きた英語を学ぶことができます。

こちらも対応している教材はホームページから確認可能です!

②料金

料金体系は大きく2つに分けられます。①ポイント定期プラン②毎日プランです。

①ポイント定期プラン

1レッスン当たりの料金は毎日プランに比べて割高になりますが、レッスンは週1くらいで言いかな、というような人は少額からスタートできます

ポイントには有効期限があるので注意しましょう。

プラン名 月 額 ポイント
有効期限
受講できるレッスン数
ネイティブ講師
日本人講師
フィリピン人講師
ポイント定期プラン 200 1,980
(税込:2,178円)
1ヶ月 月2~4回 月5回
ポイント定期プラン 400 3,900
(税込:4,290円)
月4~8回

月10回

 

ポイント定期プラン 800 7,500
(税込:8,250円)
月8~16回 月20回
ポイント定期プラン 1200 11,100
(税込:12,210円)
月12~24回 月30回
ポイント定期プラン 5600 39,200
(税込:43,120円)
月56~112回 月140回
追加ポイントについて ポイントが足らなくなった場合は、追加ポイント(1P=11円/有効期限1ヵ月)購入可能

②毎日プラン

毎日受けるならこちらがお勧め。1レッスン当たり187円~受講可能です!

プラン名 月 額 受講できる講師 受講できるレッスン数
毎日プラン(フィリピン人講師) 5,800
(税込:6,380円)
フィリピン人講師 毎日1レッスン
毎日プラン(全講師タイプ) 15,800
(税込:17,380円)
ネイティブ講師
日本人講師
フィリピン人講師
毎日1レッスン
追加ポイントについて 毎日1レッスン以外にレッスンを受講したい場合は、
追加ポイント(1P=11円/有効期限1ヵ月)を購入。
※ネイティブ講師/日本人講師 = 50P~150P、フィリピン人講師=40P~80Pが必要。

③その他の情報

  • 24時間365日受講可能
  • 最大6レッスンまで事前に予約を入れておくことが可能!
  • ネイティブ、フィリピン講師に加え、日本人講師が在籍しているため、日本語のサポートが受けられる(英会話初めて不安な人は日本人講師の方からスタートすると安心できる)

いろんな点で選択肢が多いのがいいですね!

eigoxを体験した感想

先生が優しかったです。(これはBizmatesの記事でも書きました笑)

どこのサービスでも、やはり講師として登録されている方は皆さん優しいのでしょうね。

事前に英語あまり話せませんと伝えていたのですが、先生が話した内容を逐一チャットで送ってくださいました。チャットは後から見直すことができるのでうれしいです。

また、私が頭で文章を組み立てたり単語を思い出したり、なかなか言葉を出せない場面があったのですが、気長に待ってくださいました

25分間(実際は少し時間オーバーしましたが)楽しくお話しできたので良かったです。

英会話が初めてで、最初に試しに登録してみるサービスとしてはいいなと感じました。

 

無料体験可能なので、試しに受けてみるとよいでしょう!

ぜひeigoxだけでなく、他のサービスの無料体験もどんどん受けて、自分に合うレッスンを選んでください!



【英語初心者会計士】監査法人の仕事との英語の勉強、両立は可能?

こんにちは、84です!

今回は、「監査法人の勤務と英語の勉強は両立が可能なのか」という点についてお話します!

監査法人の入社までTOEICを受けたことのなかった英語初学者の私ですが、仕事をしながらJ2の間に800点超えることができました。

思う両立のコツをお話します!

監査法人の仕事と英語の勉強の両立は可能!両立のコツは?

ここからは私の独断で両立のコツを

・時期

・平日の勉強

・休日の勉強

・繁忙期の勉強法

に分けてお話していきたいと思います!

時期:勉強開始は早い方がいい!

勉強開始時期は早い方がいいです。特に海外での活躍を目指す方は、J1-3のうちにTOEICの点数を上げておくべきだと、私も上司に口を酸っぱくして言われました。

理由は以下の通りです。

 

早いうちから「英語ができる人」というイメージを会社に持ってもらうことができる(海外関連業務のアサインをしてもらいやすくなる)

J3後期は修了考査の勉強に追われる(英語なんてやっている場合ではない・・・!)

入った初期の方が暇(修了考査終わって職位が上がると忙しさが段違い)

早ければ修了考査が終わった翌年くらいのタイミングで海外に行ける可能性がある(事務所の先輩は実際にこのタイミングで行かれていました。とっても優秀な方だったので、絶対に行ける!とは言えませんが、TOEICの点数で可能性をつぶすのはもったいない)

 

私は早めに勉強を始めておくべきだと思いますが、中にはこんな風に言う方もいます。

「入って2-3年はまずは監査の勉強をすべき!」

正直、そういう考え方もありだと思います。最も、海外に興味がない、出世にも興味がない人は最低限の英語だけ勉強しておけばいい(英語のメールが読める程度)です。

ただ、監査の勉強は嫌でも仕事やりながらしなければいけません。実際に手続をしながら基準を読むのが個人的には一番の勉強だと考えているので、あんまり土日に腰をすえてやることはないです。

海外に興味があるのに英語ができないと海外に行ける可能性をつぶしてしまいますし、年次が上がるにつれてどんどん忙しくなるので、時間のある入社1-3年くらいのうちに出来る限りTOEICの点数は上げてしまいましょう

 

平日の勉強:仕事終わり、休憩時間に短時間でこなせることをやろう!

最近の監査法人では、残業を規制するため、全社的に夜は決まった時間にPCが切れられてしまったり、閑散期であれば定時にスパッと上がれてしまったり、平日でも自分の時間がそれなりに確保できます。

しかしながら、平日夜遅くまで勉強をすると次の日の業務にも響くので、私は平日は模試などとは解かず、短時間でできるアプリでの勉強や、短いユニットに分かれている問題集をといていました。

私の1日の英語スケジュールはこんな感じです↓

 

8:30 出社する日は電車の中でスタディサプリ(TOEICテスト対策講座)などのアプリで英語の勉強(アプリなら、隙間時間で勉強可能ですし、本は持ち歩く必要なし)

9:30 始業。仕事に集中!(構成単位の監査人から英語のメールが送られてくるので、強制的に英語の勉強をさせれる日もしばしば。)

12:30 お昼ご飯。一人で食べるとき、在宅の時はNHK World Japanのアプリで英語のニュースを聞く。

17:30 終業したいが、残業。

20:00 平均するとこれくらいに仕事終わる。

700点くらいまではひたすらスタディサプリか、TOEICの問題集を解く(模試を解く体力はない)。

紙の問題集は以下のもの。(1回20分程度でこなせるが、上級者には少し物足りないかも)

公式TOEIC Listening & Reading トレーニングリスニング編 CD2枚付き [ Educational Testing ]

公式TOEIC Listening & Reading トレーニングリーディング [ Educational Testing ]

750点超えてからはオンライン英会話(最初はBizmates)をしている。

22:00 お風呂。湯船につかりながら単語帳「金フレ」(TOEIC L&R TEST でる単特急 金のフレーズ 改訂版 出る単特急金のフレーズ )をやる(湿気を吸ってぶよぶよになるので注意)。

 

仕事終わった後に長い時間英語の勉強をするのは億劫なものです。

私は平日は1日20分を目標に英語の勉強をしていました。これくらいなら隙間の時間等うまく使ってやれる気がしませんが?実現可能な範囲内で目標を立てて、毎日何かしら英語に触れる機会を作ると英語への抵抗感が少し薄れます。

休日の勉強:どちらか1日で模試の問題を解こう!

休日はまとまった時間が取れるので、土曜日か日曜日の時間を使って公式模試を解きましょう。

会計士試験を乗り越えた皆様ならご存知の通り、模試形式のアウトプットは時間配分や自分の理解度を確認するために有用です。以下のTOEIC問題集は名前の通りTOEICの公式の問題集であり、TOEIC受験生必携です。

CDがついていますが、サイトからスマートフォンに音声のダウンロードが可能です。

しかし1-2だけは音声ダウンロードに対応していないのでご注意ください。

新しいものはやった方がよいので、優先度としては7→1の順です。

公式TOEIC Listening & Reading問題集(1) [ Educational Testing ]

公式TOEIC Listening & Reading問題集(2) 音声CD2枚付

公式TOEIC Listening & Reading問題集(3) [ Educational Testing ]

公式TOEIC Listening & Reading問題集(4) 音声CD2枚付 [ Educational Testing ]

公式TOEIC Listening & Reading問題集(5) 音声CD2枚付 [ Educational Testing ]

公式TOEIC Listening & Reading問題集(6) 音声CD2枚付 [ Educational Testing ]

公式TOEIC Listening & Reading問題集(7)音声CD2枚付  [ Educational   Testing ]

正直一人でやるのはしんどいので(問題解く時間2時間と答え合わせ、見直し時間)、私は他法人の同期と一緒に勉強していました。

2人とも点数公開していたので、「勉強さぼっとったな笑」「え、めっちゃ点数あがってるやん!」などなど、言ってもらえてやる気が出ました。

繁忙期の勉強:初心者は単語帳、英語の聞き流しを!

監査法人の繁忙期、正直きついです

7-22時で仕事やることもざらにあります。私はその後に英語を勉強する体力が正直ありません・・・。

でも英語は勉強しなかったら点数は下がっていってしまいます。

なので単語だけ、英語の聞き流しだけでもいいのでやりましょう。また、往査に行くのであれば行きの電車でスタディサプリをやるのもいいでしょう。

英語の聞き流しは過去に解いた公式問題集の音声、単語帳は金フレをやっていました。

 

繁忙期は無理せず、できる範囲で勉強しましょう。

皆さんの心身の健康が第一です!

 

ゴールはどこ?目標にすべき点数、状態は?

ゴールは将来何がしたいかにもよります。

 

【転職したい!】

TOEIC800点が一つの基準。転職エージェントの方曰く、800点あればまず困らないとのこと。(転職エージェントさんとのお話は「【会計士の転職活動】監査法人からの転職、いつがベスト?」)

 

監査法人で海外駐在したい!】

TOEIC900点、聞く、話すができるようになるところが一つの目標。所属法人、事務所によっても異なるので、同じ事務所の先輩に、海外に行くにはどのくらいの点数を取るべきか確認しましょう。

 

84はSS昇格までにTOEIC900点を目標にしています。

将来どの道に進むのかはまだ決まっていませんが、自分が何かやりたいと思ったときに英語力がボトルネックになるのはもったいないと思っているからです。

最後に

以上、私がどのように普段勉強をしているかお話しました。

英語初学者から海外駐在に行かれた先輩もたくさんいますし、海外駐在を目標としていなくても、業務をスムーズに進めていくためには英語の勉強をしておくに越したことはありません。

英語アレルギーだ!という方も、監査法人就職を期に英語の勉強を始めてみてはいかがでしょうか。

 

【関連の記事】

【TOEIC編】監査法人で働く会計士おすすめの英語勉強法 - 84会計事務所 (hatenablog.com)

【会計士には英語は必要?】監査法人就職前、就職後に分けて解説します! - 84会計事務所 (hatenablog.com)

 

 

 

Bizmatesの感想は?英語頑張る会計士の体験レポート!

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こんにちは、84です!

私は監査法人に入社してから英語を頑張ると決めた会計士です。

(私が英語を頑張る理由は「【会計士には英語は必要?】監査法人就職前、就職後に分けて解説します! - 84会計事務所 (hatenablog.com)」にてお話ししています)

 

今回はオンライン英会話「Bizmate」の体験レポートです。

おすすめのポイントや英語諸学者の私がつらいと思ったポイント等、

正直にお話しします!

Bizmatesはおすすめ?

 

実際にBizmates を体験してよかった点、注意すべき点を赤裸々にお話しします!

良かった点

①先生がやさしい!丁寧!

Bizmates の講師はビジネスの経験があり、教えるスキルも高い厳選された講師とのこと。

事前にチャットで「私は英語ほとんど話せません」と伝えてあったためか、講師の方にかなりゆっくり話していただきました。こちらが聞き取れなかったときはには、より簡単な文章に変えて伝えてくださる等、英語初学者の私でも理解して話せるような配慮をしてくださいました。

グダグダな英語でしたが、よくほめてくださるので、気持ちよく授業が受けられました。

講師の職業や専門がわかるので、同じ職種の人を選ぶと親近感がわく

私は予約時に講師の方のプロフィールを見て、会計士の方を選びました!無料体験の際の教材のテーマは自分の仕事に関するものでした。「仕事好き?」と聞かれたとき、私は固まってしまったのですが(これはばっちり聞き取れていたのですが、日本語でも回答に困る質問だったので笑)、その様子をみて大笑いしてくださいました笑

③教材を読むだけでなく最終的に自分のことを話す練習ができる

レッスンはBizmatesオリジナルの教材に沿って進んでいきます。まずは文章を読むところからスタートするのですが、最終的に同じ流れで自分のことが話せるよう教材が組まれていました。Bizmatesはビジネスで使える英語の習得を目標としているので、実際英語で会話するときに活かせるような授業が受けられます。

また、生徒が英語に慣れた方の場合は、テキスト通りではなく。雑談ベースでの授業になることもあるそうです。

④その都度スカイプチャット機能で誤っていた場所をフィードバックしてくれる

私の話した英語に文法的な誤りがあった際には、すぐにフィードバックをくれました。口頭だけでなく、チャットでフィードバックをくださるため、文章に残り復習しやすいです。さらに良かったなと感じたのは、最初は私が話した通りの文章が送られてきて、「どこが違うと思う?」と講師の方が考えさせてくれたことです。最終的に正解の文章も送ってくださったのですが、初めに考えることで記憶が定着しやすくなると感じました(これは講師によるのかも)。

注意点

予習しないと授業で話すのが難しい

私が初学者だからというのが大きいことによる理由ですが、その日のテーマや教材の内容に沿って話をするため、ある程度予習しておかないとつらいです(自分の話せる話題を話せばいいわけではないので)。

特に、仕事の話をしなければいけないので、日常会話では使わないような単語で説明する必要が出る場合もあります。例えば、「上場企業の監査」とか、「内部統制監査」とか予習なしだと全く私はわかりませんでした。。。

②フィリピン人の講師のみしか在籍していない

Bizmatesの講師の方は、フィリピン在住の方のみのようです。

正直、私自身は全く気にならないです。昔、英語ペラペラの先輩が、「講師の国籍とか気にしてる奴いるけど、一番大事なのはそこじゃない。訛りが気になるとかいうやつおるけど、そもそもお前らそんな英語力ないやんと言いたい。それよりも、毎日英語を聞いて、英語話すことが何より大事」とおっしゃっていました。Bizmatesの講師の方は皆さん厳選された講師ばかりということなので、英語力には問題はないのかなと思っています。

上級者の方で「もっといろんな国の人の英語が聞き取れるようになりたい」というような人には注意すべきポイントかもしれません。

③ほかのオンライン英会話と比べて価格が高い

後ほどまた詳しくまとめますが、他のオンライン英会話と比べて高いようです。

ただ、ビジネスで使える英語の習得に特化していることや、それに合わせた教材を作成していること、講師の採用基準が厳しいことなどから価格が高くなっていると考えられます。

少し高いですが、ゆくゆくはビジネスで使える英語を身に着けたい人にはいいなと思っています。

④正直話しにくい話題の教材が含まれている

Bizmatesではビジネスで使える英語を身につかけることをゴールにしているため、仕事を題材とした教材がメインのコース(後述の「Bizmates Program」)の核です。

序盤で困った話題が「あなたの会社の競合について教えてください」という、もの。私はBig4勤務なので、そのほかのBig4の法人について話せばいいのですが、正直、日本語でも話すのが難しい内容なのです。例えば、「ほかの競合があなたの会社に勝っている点は何?」「競合の中であなたの会社の順位は何番目なの?」など、正直、リクルート業務の説明会で聞かれても、「う・・・」と思う話題もあります。

その旨をうまく講師に伝えて、その話題は飛ばしてもらうなどの対応ができればいいのですが、英会話初心者の84はそれもうまくできませんでした笑

講師に「これ日本語でも話すの難しいんだよ」と伝えると、だいたい講師が質問の仕方を変えてくれたりするのですが、それでもダメなときとかは本当に申し訳ない気持ちになります。

「これを乗り越えることが真の英語でのコミュニケーションを身に着けることに寄与するんだ!」と前向きにとらえて苦しみながら乗り越えています笑

 

私が感じたBizmates の一番の魅力は、「ビジネスで使える英語の習得をゴールとしているところ」です。

ゆくゆくは海外の構成単位の監査人と、電話会議でペラペラ話したいという目標があるので、日常英会話だけでなく、ビジネス英会話も学習する必要があると考えています。

無料体験レッスンもあるので、雰囲気を知りたい人は利用してみてください→オンラインでビジネス英会話 Bizmates(ビズメイツ)

 

 

 

基本情報

料金

プラン 一月あたり料金 25分あたり料金
毎日25分プラン 12,000円 390円
毎日50分プラン 18,000円 290円(1レッスン580円)

 

 

通学の英会話に比べたら安いのですが、

オンライン英会話の中では価格設定がお高めです。

安さ重視の方には引っかかるポイントかもしれません。

ただ、安さを重視して選ぶと、日常会話がメインとなるレッスンが多いように思います。

Bizmates はビジネスに特化している分、割高なのかもしれませんね。

レッスンの種類

 

ビズメイツでは、目的に応じた4種類のレッスンタイプから受講したいレッスンを選べます。

また、英語力に応じた5つのレベルが設定されており、自分の英語力に合わせた授業を受講可能です。

 

レッスンタイプ 概要
Bizmates Program Bizmates の基本プログラム。一番一般的な英会話の内容に近いが、「ビジネスで成果を上げる英語」を身に着けることを目標としている。
Other Program 電話会議やEメールライティングなど、特定のスキルに焦点を当ててて学習することが可能。
Assist Lesson プレゼンテーションや英語の面接対策など、さらにビジネスに特化した内容。
Discovery 興味のあるエッセイを選び、トレーナーと異文化ディスカッションを行う。

 

 

まずはBizmates Programから始めることがお勧めです!

そこで自分について話すことを練習し、自身が付いたらOther Program などさらに特化型の授業を受けるのが良いのではないでしょうか。

 

最後に

Bizmates はビジネスで使える英語の習得を助けてくれます。

日常英会話の習得よりも、「将来は海外駐在したい」「グローバル関連業務に携わりたい」など、英語を使った業務をしたいという意思のある方にはおすすめの講座です。

初めから有料の講座に申し込むのは心配な方は、まず無料体験講座を申し込んでから、続けるか否かを検討してみるといいでしょう。

それでは、皆さん、一緒に英語頑張りましょう!



【会計士試験】統計学選択のメリットデメリット!

こんにちは84です。

私は公認会計士論文式試験の選択科目を統計学で受験しました。

今回は統計学選択だった私が感じた、統計学選択でよかった点、苦労した点についてお話します!

 

「みんな経営学だから経営学、という決め方で本当にいいの?」

統計学選ぼうか迷っているけれど勇気が出ない」

という方は是非読んでみてください!

統計学選択のメリット

①暗記量が少ない

基本的には計算する、公式を使って解く、証明する問題がほとんどなので、丸暗記しなければならないことが少ないです。

経営学は計算と理論の比重がおおむね1:1くらいです。理論は1問1等の問題集をひたすら説いて暗記しなければならず、しかも膨大な量の暗記があります。

丸暗記したことはすぐに忘れるため、経営学選択者は試験本番3日前~前日経営学の暗記の時間に割かなければなりません。

統計学選択は直前の詰め込み作業が必要ないため、その時間を他の科目の不安な分野の見直しに回せます。経営学に限らず、試験直前にやらなければならないことが残っていると、不安な気持ちになります。直前にやらなければいけないことを残さないという点でも統計学選択はおすすめです。

②勉強時間が少なくて済む

まず、教科書が薄いです(インプット量が少ない)。

問題集も当然薄いです(アウトプット量も少ない)。

(統計学に限らずですが)問題集と答練、模試の基本的な問題は完璧にしておくけばまず大丈夫でしょう。

授業も他より少ないので、自由に使える時間が増え、その分をほかの科目に回せます

ただし、そもそも統計学適正がなければ、逆に時間が食われてしまうので、自分が統計学に向いているのかいないのかは慎重に判断しましょう。

③楽しい

これは個人の感想ですが、数学好きな人であれば、他の科目よりも楽しめると思います。

ほかの科目とは毛色が違うので、気分を変えたいときに統計学の問題を解くこともありました。

統計学選択のデメリット

①受験仲間が少ない

受験仲間が少ない、つまりは勉強の相談ができる相手が少ないです

一人で黙々とやるタイプであれば苦にならないかもしれませんが、自分が現状どのくらいの位置にいるのか、何が足りてないのかを周りの会話から知ることができません。

経営学選択は仲間がたくさんいるので、みんなでワイワイ問題を出し合ったり、わからないことを聞きあったりすることが可能です。

②首都圏の校舎にしか講師が在籍していないことがある

私が通っていたのは地方の校舎だったため、統計学の講師の方はいませんでした。

そのため授業は映像で受けていました。

質問対応も、電話の対応はしていただけるのですが、テキストや問題集を一緒に見ながらの方が質問しやすく、理解もしやすいです。

私が行っていた校舎にも経営学の講師の方はいたので、聞きたいことが聞きたいときにすぐ聞ける環境は経営学の方が整っていると思います。

③そもそも講座自体がない予備校がある

これは試験当日に前の席の子に聞いて知ったのですが、統計学選択の講座がない予備校もあります

しかしこの記事を読んでくださっているということは統計学に選択の余地がある方だと思いますので、詳しくは割愛いたします。

統計学に「それなりに自信がある人」がライバルになる

多くの人が経営学を選ぶ中で、わざわざ統計学を選ぶのは「それなりに自信のある人」ばかりです。

それなりに自信がある人がライバルになるということは、少しのミスが命取りになる可能性があるということです。基礎的な問題を一問落とすだけで、偏差値ががくっと下がるリスクがあります(統計学を勉強すると、このあたりの偏差値の考え方とかがわかるので面白いのですが)。

経営学は幅広い成績の人がまんべんなくいるので、統計学よりも大事故を起こすリスクは低いです。

私が考える統計学がおすすめな人、おすすめしない人

 

基本的な私のスタンスは、

統計学は積極的にはおすすめしません」です笑

理由は、短時間で身に着けられる可能性がある一方で、大事故を起こす可能性が経営学よりも高いからです。

しかし、自分や周りの統計学受験生を見てきた経験から、統計学にチャレンジするのをお勧めできると考える人もいます。

統計学がおすすめな人

  • 統計学を大学等で学んでいた
  • 数ABの分野が得意だった(確率の問題が得意だった、証明問題が好きだった)
  • 理系出身
  • 暗記が本気で嫌いな人(多少のリスクを背負っても暗記量を減らしたい)
  • そもそも勉強が得意で、何をやってもそれなりに形にすることができる人

上記のいずれかの条件かつ、統計学のテキストを見て、抵抗感がなかった人(予備校で頼めば見せてもらえます)であれば、統計学を選んでもいいでしょう。

【ちなみに・・・】私のバックグラウンドと実績

私のバックグラウンドです。

  • 大学受験は文系受験
  • 文系の中では数学は得意な方
  • 統計学学習経験なし
  • 人文系の学部出身(経済学でもない)

統計学を選んだ理由は以下の通りです。

  • 教科書が薄かった
  • 暗記が苦手だった

こんな私ですが、試験本番では統計学上位10%以内に入るという成果を出すことができました。

最後に

統計学は積極的にお勧めしませんとは言いましたが、私は統計学選択でよかったと感じています。

統計学選択にしたおかげで直前期は苦手な租税法に時間を割くことができましたし、統計学の勉強は楽しいです。

迷っている人はぜひ一度、予備校で統計学の教科書を見せてもらってください。

何を選んでも、全力で頑張れば結果はついてきます。

頑張りましょう!

受験終わったらこちら(関連記事)

【会計士には英語は必要?】監査法人就職前、就職後に分けて解説します! - 84会計事務所 (hatenablog.com)

 

【会計士には英語は必要?】監査法人就職前、就職後に分けて解説します!

 

こんにちは、84です。

私は3年近くのニート期間を経て、公認会計士試験を受け、監査法人で働いています。

ニート期間に旅行の魅力に気づき、「一人で自由に海外を飛び回れたらどれだけいいだろうか」と思い英語の勉強を始めました。

今回の記事では

・【就職前】監査法人は英語ができないと就職できないの?

・【就職後】監査法人公認会計士として働くには英語は絶対に必要なの?

という2つの時点に分けてお話したいと思います!

監査法人は英語ができないと就職できない?

 

結論:そんなことはないです。TOEICの点数なくても就職できます(実際私もできました)

まず、試験が終わるまでは試験勉強に専念してください。

論文式試験が終わった後、監査法人に2か月ほど自由に使える時間があると思いますが、その間に英語の勉強をした方がいいのか、と受験生の方にご質問をいただくことがあります。

それよりも「時間がないときにしかできないことを存分に楽しんでほしい」というご回答をしています。理由は、監査法人がいくら閑散期に遊休が取りやすいとは言っても、さすがに2か月ぶっ続けの休みを取ることは難しいからです。

おすすめは海外旅行です(※ただし、2020年11月現在もCOVID-19が世界的に猛威を振るっており、終息を待ってからの渡航をお願いいたします)。ヨーロッパはおすすめです。私はピザが好きなのでイタリアに行きましたが、同僚からスペインやドイツもおすすめされたので、そこも併せてその期間に行っておけばよかったなあと後悔しました(お金はかかりますが・・・)。 国内も北海道、九州、沖縄と、存分に楽しみました。 (クレジットカードの作成を検討している方は「【会計士は注意が必要?】海外旅行でも安心なクレジットカード3選」)

 

それでももし英語の勉強をしたいという方にお勧めなアプリはスタディサプリです。講師の授業が分かりやすく、文法に不安がある人、英語を基礎から学びなおしたい人にはお勧めです。また、パーソナルコーチプランであれば、学習の進め方のアドバイスがもらえるので、英語の勉強どう進めていけばいいかわからない方にはパーソナルコーチプランがおすすめです。

(英語ができなくて就職が不利になることはないと思いますが、すごく英語が得意であれば、「お、すごいな」とはなると思います)

【↓基礎を固めたい、自分のペースで進めたい人】

【↓勉強の進め方がわからない、サポートを受けながら勉強を進めたい人】

ただし、監査法人の多くは英語の学習をサポートしてくれる制度があり、オンライン英会話や上記でおすすめしたスタディサプリが無料で受けられる場合もあるので、私は入社してから勉強スタートするのをお勧めします。

公認会計士として働くには英語は必要なの?

 

結論:できなくても働くことはできますが、できた方がいいです。

国内のお客様が相手のお仕事なので、基本的には英語なしでも十分業務ができます。

ただし、困る(というか私がこまっている)のが、海外の構成単位の監査人にメールしなければならない時、その人からメールの質問が来た時です。あとは、お客様が英文の財務諸表を作成している場合の開示の確認業務の時です。

また、海外駐在を希望する場合はTOEICの点数が必要になりますので、TOEICに向けた勉強も必要です。

会社から補助を受けて英語の学習サービスが受けられる場合でも、おそらく一定期間に1つのサービスの利用しか補助が受けられないというような制限はあるかと思います。

オンライン英会話などは無料で体験を受けられるので、どの補助をうけるか決める前に試してみるのがいいかもしれません。また、TOEIC対策と、英会話を並行してやりたいという方は、片方を会社から補助を受けて、片方は実費で受けると、相乗効果で英語力がアップします(ただし、1年目は補習所も大変なので無理しない範囲でやりましょう)。

 

最後に

いかがでしたでしょうか。

就職前は、とにかく長期の自由時間を満喫してください。この期間に話のネタを作ることが後の雑談力につながり、お客様との関係構築に役立つ可能性があります。

また、公認会計士として働くには、必ずしも英語は必要ではありません。ただし、海外の子会社をたくさん抱えているお客様の担当になったり、海外駐在を希望する場合は、英語を積極的に勉強しましょう。大手の監査法人では昇進要件でにTOEICの点数を求める動きもあると聞くので、勉強して損はないでしょう(現状、各法人どうされているかは定かでないので、気になる法人は説明会等で担当の方に聞いてみてください)。

 

皆さんも私と一緒に英語の勉強頑張りましょう!

 

【会計士の転職活動】監査法人からの転職、いつがベスト?

こんにちは、84です!

私は修了考査を来年に控え、今の法人で一生働くか、転職をするか、はたまた独立か・・・キャリアに悩んでいます

そこで物は試しだと思い、転職エージェントに登録しました

エージェントの方と面談をしたので、その時聞いたことをまとめたいと思います!

私が転職エージェントの方にお伝えしたこと

 

事前に学歴を含む簡単な経歴を登録していたのですが、追加で面談の初めに以下の事項をお伝えしました。

【こちらから伝えたこと】

  • 監査法人勤務3年
  • 前職あり(営業職)、20代後半(転職時は30代を予定)
  • 修了考査は来年
  • 今すぐに転職はしないが、修了考査後公認会計士として登録するタイミング(1年半後)でいい案件があれば転職も視野に入れたい
  • 上記よりも、上場企業の主任を経験したタイミングの方が市場価値が上がり、いい案件を見つけられるのであれば、会計士登録からさらに2-3年経験を積んでから転職したい
  • もし監査法人で勤め続けるのであれば、海外派遣も視野に入れているため、英語を勉強している
  • 社外役員、内部監査の仕事に興味がるが、そのような職種は経験積んでからでないと採用が難しいイメージがある
  • 出来れば今の資格を活かしたいが、そこに縛られずいい案件があれば見たい

【上記以外に転職エージェントの方に聞かれたこと】

  • 高校からの学歴
  • 前職を辞めた理由
  • 現職で転職を考えている理由
  • 前職、現職の仕事で好きなところ、嫌なところ

転職エージェントの方は、こちらの興味、強みを知りたいとのことでした。それを知ったうえで、合う求人を紹介してくださいます。

転職活動、いつがベスト?

転職活動の前提

 

転職活動を始める時期を決定するのには、前提を知っているべき。

なのですが、私自身転職活動はしたことがありませんでした。

知らないことだら家の私に転職エージェントの方が色々教えてくださいました。

①応募してから、内定が出るまでの期間は2-3か月

応募するとあっという間に専攻が進んでいき、2-3か月で内定が出るとのことでした。

なので、1年後の修了考査が終わってから転職したいと考えている私が修了考査前に転職活動を始めたとしても、私が実際に転職したいタイミングと企業が欲しいタイミングが合わないのです。

求人はどんどん入れ替わるので、今見ている求人が転職したいタイミングでなくなっている可能性もあります。

②一次面接は「こちらが会社を知る」という目的も大きい

新卒の就職活動と、転職活動とでは一次面接の位置づけが異なります。

新卒の就活では説明会やインターンを経て、会社の方と実際に会ってある程度会社のことを知った状況で一次面接を迎えます。

しかしながら転職活動では面接前の説明会などはなく、会社の方と実際にお話したことのない中で面接がスタートします。

転職活動では、こちらが選ばれる側である一方で、こちらも会社を選ぶことも大事です。一次面接は初めて会社の方と対面するタイミングであり、その時にはこちらの疑問も会社の方にぶつけ、「こちらが会社を知る」という目的があるのです。そのため、転職エージェントの方には「ある程度の対策はもちろん必要ですが、説明会に行くくらいの気持ちで参加して、まずは会社を知ること」を勧められました。

選考プロセスということで身構えてしまいますが、興味を持ったらとりあえず一次面接に参加してみるフットワークの軽さは大事なのかもしません。

③求人の「内容」は、世の中の景気に左右される

求人の件数等が景気に左右されるのは何となくイメージがありましたが、景気によって求人の内容も変化していきます。

景気が悪くなれば、企業はより即戦力になるバックグラウンドを必須要件とし、逆に景気が回復すれば将来的に役に立ちそうな職歴があれば採用するような緩めな求人に代わっていくとのことです。

ですので、景気が良くない時期は書類選考の時点で落とされることも多いとのこと。

応募は転職を本格的に考えたタイミングですればいいと思いますが、転職エージェントに登録しておくと、今求人がどのような傾向にあるのかを把握することができるので、登録だけは早めに行っておくのがいいのかもしれません。

【転職エージェントの方おすすめ】転職活動を始めるタイミング

ずばり転職に興味をもったタイミング」です(会計士関係ないですが)。

ただし、私のように明確な目的(会計士登録)がある場合は、それを達成してからとのことです。

理由としては、期を逃すとどんどん興味が薄れ、比較もしていないうちに自分が一番身近で見ている状況が結局ベストなのではないかという気持ちになってしまうからとのことでした。

1点、私が懸念点として挙げられたのが、「年齢」です。「30代前半、資格持ち(公認会計士登録済み)という状況であれば、将来性も見込んで採用していただけるケースもあるが、30代後半になれば、より経験面が重視され、管理職転職の道もある一方で、採用の目も厳しくなる」とのことです。

私は内部監査が興味があるという話をしました。監査法人で経験を積んでからでないと無理なのでは・・と思っていましたが、結局その会社で経理担当や「将来的にはお任せします」というような求人に応募して転職する方が近道になる可能性も高いとアドバイスをいただきました。

結果として、私が転職活動を始める時期として最もいいのではないかと勧められたのは、

「会計士登録を終えてすぐのタイミング」

でした。

転職エージェントには登録すべき?面談の感想!

登録、面談のメリットデメリット

結果として、転職エージェントの方と面談して良かったです。

理由としては以下の通りです。

  • 担当者がついてくださるので、何か気になることがあった時に相談できる相手ができる
  • (すぐには転職しないと伝えたからかもしれませんが)面談後にしつこい電話等はない
  • 面談の会話の中で自分の強みを考えてくれる
  • 転職活動をすぐにしないとしても、市場価値を上げる、もしくは自分の興味のある職に転職するために、今の会社で何をすべきかを一緒に考えて伝えてくれる
  • 今の自分に合う求人にはどんなものがあるか知れるので、選択肢が広がる
  • 転職活動を進めていくと自分の市場価値が知れる
 

転職という選択肢が増えることで、「この会社にすがっていなくてもいい」という思いが生まれ、少し気持ちが楽になりました。

嫌なことがあると、これが一生続くのか・・・みたいな思いになってしまう(ネガティブ)のですが、「本当にきついと思ったら転職すればいいんだから」と少し前向きになれます。

 

 

一方で、デメリットを上げるとすると、以下の通りです。

  • 登録するとおすすめの求人情報メールが大量に届く(個人的には見るのは楽しい。基本的に無視でOKだが、メールBOXが圧迫される。就活用のフォルダもしくはアドレスを作成するといいかも。)
  • 登録後、面談の日時の調整をするために電話がかかってくる(電話連絡はその1回きりだが、びっくりする)
  • 選択肢が増えることで迷う可能性がある

転職エージェントと聞くとどうしても抵抗感がある人はこのあたりが理由なのかなと思いますし、その懸念もあながち間違えではないかも・・・。

ただ、サービスの利用は無料ですし、個人的には得られるメリットの方が大きいのかなと思っています。

 

私が登録している転職エージェント

【①doda

dodaは対会計士以外の仕事も幅広く扱っており、私の場合は営業経験もあるため、そっち関連の求人案内も送られてくることがあります。

初めての面談がdodaであり、その時のエージェントの方がとてもよかったので、転職エージェントへの登録に前向きになれました。私の担当の方は会計士、経理担当の人中心にあっているとおっしゃっていたため、会計士だけに特化しているわけではないものの、その道に強い人を当てて頂ける可能性が高いです。

 

【②マイナビ会計士】

会計士専門の就職・転職エージェントです。

公認会計士登録後、試験合格者、もしくはUSCPAなど、自分のステータスに合わせた求人を紹介してくださいます。面談予約時の電話担当の方の応対が少し不安だったものの(笑)、会計士に向けた求人に特化しているだけあって、その関係の求人が豊富です。

全く別の職種を考えている方はひょっとしたらほかのエージェントも登録した方がいいかもしれませんが、資格を活かしたいと考えている方は登録して損はないと思います。

転職するならマイナビ会計士

最後に

私は今後も転職エージェントへの登録を増やしていこうと考えています。

面談時に1回30分から1時間程度の時間をとられます。ですが、自分に合う担当者を見つけて、その人に相談に乗ってもらえる体制を作り、より良いキャリアを気づくための投資だと思うことにしました。

もちろん、登録しても必ず転職しなければいけないということではありません。登録して、転職活動をして色々な会社を見たうえで、今の会社がベストだと思えば転職せずに残る、それも一つの大切な選択です。

頑張って会計士になったのだから、自分にとって何がベストなのか知りたい、ベストな道を進みたい。そう考えている方は転職エージェントへの登録を考えてみてはいかがでしょうか。